エレメンタルガード/Elemental Guard

「エレメンタルガード(Elemental Guard)」は、ゲームやファンタジー作品における比較的新しい概念の職業で、「属性(エレメント)」の力を盾や防御に転用する守護職として描かれることが多いです。防御職(ガーディアン、タンク)の系譜に属しつつも、魔法的な要素を色濃く持ち合わせた魔法盾職とも言える存在です。


◆ 概要:エレメンタルガードとは?

  • 属性魔法(火、水、風、土、雷、氷など)を防御に応用する職業。
  • 直接戦うというより、結界、バリア、反射、吸収といった魔法的な防御能力を使って仲間や要所を守る。
  • 単なる物理防御型タンクではなく、状況ごとに異なる属性を操る多様性と戦略性が特徴

◆ 神話的ルーツと原型

神話そのものに「エレメンタルガード」という職名は存在しませんが、そのコンセプトには以下のような神秘的存在が関係しています:

存在名神話/伝承関連性
四大精霊(サラマンダー、ウンディーネ、シルフ、ノーム)西洋錬金術/精霊信仰各属性を司る守護霊
四聖獣(青龍・白虎・朱雀・玄武)中国神話東西南北+属性(風火水地)の象徴
エレメントの守護者たち現代ファンタジー作品全般自然力を制御・防御する存在

これらの存在を基に、**「属性に特化したガーディアン」**という職業がゲームに昇華されていきます。


◆ ゲームにおける役割と特徴

● 主な役割

  • 敵の魔法・ブレス・属性攻撃への耐性や無効化・吸収を行う。
  • 味方への属性バフ付与や、特定属性の防御壁・反射壁を設置。
  • 攻防一体のバランス型タンクとして重宝されることも多い。

● 属性対応スキルの例

スキル名属性効果例
フレイムウォール炎の壁を展開し、近づく敵に火属性ダメージ+ノックバック
アクアシールド味方単体に水属性の魔法バリア。火耐性大幅上昇
サンダーアブソーブ雷属性攻撃を吸収してMPに転換
アースフォートレス自身の防御力とヘイト上昇。土の鎧をまとって被ダメージ軽減
ウィンドリダイレクト魔法攻撃を風の力で回避+敵のターゲットを変更する(かく乱)
エレメントサークル一定時間、全属性耐性を上昇させる。パーティ用の大技

◆ プレイスタイルと戦術性

  • 状況に応じて「適切な属性を即座に選び、展開」する判断力が求められる。
  • 属性相性に依存するため、敵の属性情報の把握が重要
  • 一部のゲームでは「属性ゲージ」「エレメントチャージ」など、リソース管理もある。

◆ 主な武装・装備

  • 魔導盾、属性のロッド、護符、結界石など、魔法系装備が中心。
  • 防具は軽~中装備で、耐性重視の装備構成。
  • 「防御力ではなく属性耐性で耐える」コンセプト。

◆ 他職との違い

職業名防御スタイル属性対応
ガーディアン物理防御+挑発属性耐性はやや低い
パラディン聖属性防御+回復補助闇耐性高いが属性は限定的
魔法剣士属性攻撃+中距離戦攻撃主体で防御は少ない
エレメンタルガード魔法バリア+結界展開多属性に適応可能

◆ 派生・バリエーション

派生職名特徴
ルーンガード魔法のルーンで属性結界を展開し、複数属性同時対処が可能
結界士式神や印を用いて、空間に属性障壁を貼るサポート寄りの防御職
エレメンタルシールド大規模な属性反射壁を展開し、敵の攻撃を逆流させるカウンター型
スペクトラガード光と闇を含む全属性を扱う超防御職。最上位職として描かれることも多い

◆ ストーリーや世界観での役割

  • 魔法都市や自然神殿の「属性の守護者」「四大元素の番人」などとして登場。
  • 主人公の試練の敵/味方NPCとして「属性の試練の番人」「結界を維持する者」などの役割。
  • 属性の力が乱れたときに、それを正す存在=世界の均衡の番人という立場も多い。

◆ まとめ

  • エレメンタルガードは、防御職に魔法と属性の概念を融合させた職業
  • 状況判断と属性知識が求められる、高難度かつ戦略性の高い職業でもある。
  • 神話的には精霊や守護獣の力を借りる者としてのポジションが近い。
  • 派手さはないが、状況に応じて無敵にもなる知的な守護職

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